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水無月の6月へ

愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長

 新緑の鮮やかさに目を奪われる季節。汗ばむ陽気に「スポーツで思いっきり汗を流したい」。新緑からこぼれる陽光の下、そよ風に優しく押されると、誰もがそんな思いにかられることだろう。だが、この5月は少し変だ、立夏が過ぎたとたん、梅雨もまだなのに台風がやってきた。その後真夏日が続く、雨はまったく降らない。こちらも、どうかしている。おかげで野菜の高騰が続く。
 好天続きで5月の行事は順調だった。5月22日23日24日に大口町で開催された日本女子ソフトボール2部愛知大会(in大口町)は好天続きで大盛況のうちに成功裡に終わった。選手はともかく観客をはじめ大会関係者、審判員(ちょっと失礼)の熱中症を心配したぐらい晴天だった。協会主催の各大会もおかげで順調です(いずれもホームページ参照下さい)
 
6月は全国大会の県予選が目白押しです(ホームページ参照)。出場権を懸けてデスマッチです。選手のご健闘を祈るとともに大会関係者、審判員、記録員はもちろん主管する協会連盟の格別なご協力とご尽力をお願い申し上げます。なお熱中症対策とファオルボールなど観客の安全対策にご留意下さい。
 どのチームも目的達成のため 毎日猛練習のことと思いますが練習を1日休むと、取り戻すには倍以上の時間がかかるともいわれます。初期の目的のためがんばって。
 話は変わりますが、小学校の体育の授業のニュース映像を見て、思わず目を疑った。子どもが右足を上げて、右手に持ったボールを投げる。勢いのないボールは思わぬ方向へ飛び、キャッチボールにならない。全国体力テスト結果では、ボール投げは低下傾向が続いている。上達は経験に左右される。投げる機会が少なくなった現れ。キャッチボールは技術だけではなく、心のやりとりでもある。大切なのは相手が捕りやすいところに投げること。他者への思いやりだ。キャッチボールから学ぶことは多い。ソフトボールの普及も前途多難だ。
  2020年の東京五輪に向けた野球・ソフトボールの復帰キャンペーンの一環で、日本野球機構や日本ソフトボール協会が制作した短い動画が話題を呼んでいる。最初に登場するのは「ミスタープロ野球」。左手でポンと放ったボールを「世界の本塁打王」が受け取ると、軽やかに「ゴジラ」へ。現役のプレーヤー、人気タレントや俳優、無重力空間の宇宙飛行士も...。軽快なBGMに乗ってキャッチボールの輪が続く。ソフトボール選手では唯一のスター上野由岐子選手も登場する。締めくくりは、懐かしい「トルネード投法」から、今季絶好調の「二刀流」の彼へ。両競技の五輪復帰には異論やハードルが待ち受けているだろう。野球・ソフト熱も競技人口も、国によってまちまちだ。ただ、関係者の思惑はともかく、どの登場人物も笑顔がいい。「行くよーっ」「ナイスボール」と掛け声が弾む。どこかにしまい込んだグローブの行方を捜索したくなった1分半だ(このサイトのRING OF CATCHBALLをクリックしてください)。ソフトボールのオリンピック復活参加はソフトボール関係者全員の願望だ、なんとしても実現したい。
 新緑の鮮やかさに目を奪われる季節。汗ばむ陽気に,梅雨入りはまだだが、そろそろ田植えの季節、視線は大空に向かう、さわやかな季節だ。多少暑くとも我慢しよう。

平成27年 6月 2日
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春から初夏へ

愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長

 花が咲いては散り、雨と風とを繰り返し、そんな日々のあとに巡ってきたのどかなひととき。雨の多い四月だったが、大型連休に間に合わせるように青空が戻ってきた。高気圧に覆われ、各地で夏日の声を聞く。
 4月、ナゴヤドームで行われた日本女子ソフトボールリーグ1部開幕節愛知大会は盛況のうちに終わりました。企業のご協力があったとはいえ過去最大の入場者数でした。参加した12チームはどのチームも新鮮でたくましく毎試合とも熱戦で、特にトヨタ自動車とビックカメラ高崎の対戦は日米ナンバーワンピッチャーの対決(モニカ・アポットVS上野 由岐子)となり、圧巻で観客を魅了しました。関係者の皆さんと観客の皆さんのご協力とご理解に感謝申し上げます。秋には最終節もドームで開催しますのでご期待ください。なお県下では豊田大会、刈谷大会、豊橋大会が順次開催されます。 この地域では日本女子ソフトボールリーグ2部愛知大会が5月22日~24日の3日間、大口町で行います。地元大口町の東海理化が出場します。2部大会とはいえレベルにそれほど遜色なく、面白い試合が多く期待できます、ぜひご観覧ください。ちなみに入場は無料です。
 4月は雨にたたられて試合が伸びた大会もありましたが、全国大会のキップを手に入れられたチームもあります。この5月は小学校をはじめ県代表を決める大会が目白押しです。選手の健闘を祈ると同時に、大会関係者のご尽力とご協力をお願いします。
 ソフトボールは二死無走者から大量点が入る可能性がありますが、無死満塁でも0点の場合もあります。その意外性が魅力の一つでもあろう。点が入りやすいタイブレークは、選手たちの心構えや監督采配に影響をされやすい。勝って奢らず、負けて腐らず。今後の謙虚な言動がその後の新生をもたらすものと銘肝を。頑張り続けていたら、きっといい結果が出ると思うんです。1球の不運に泣く選手。起死回生の1打に歓喜するベンチ。「激戦制し歓喜」「挑戦退ける」「苦杯」「執念」。だからソフトボールは面白い。
 大会関係者にお願いします。ソフトボールをしたことがない人がファウルボールをよけるのは難しい。距離感が分かりづらい。細心の注意と対策をお願いします。
 ゴールデンウイークが真っ只中、春から初夏へと向かうこの季節、ソフトボールを楽しんで下さい。水分補給に気を配りながら、緑の風や風薫る空を探しにいく。時候のあいさつでは、5月から夏が登場する。温暖で芽吹く春も終わりました。成長盛んな夏に向け、力を蓄える大切な時季です。長いシーズンも始まったばかりよろしくお願いします。

平成27年 5月 1日

季節の花 5月

岩田会長より曼陀羅寺公園「江南藤まつり」の画像をいただく。
偶然か必然か某テレビ番組でこの藤が10年前には樹勢が衰え年々花がつかなくなっていたが、
3年間の再生工事により見事な花をつけるようになったと放映していた(放送では再生工事の。
話ではなく、再生に関わった造園家の話でしたが)。毎年盛大に行われているイメージしかない
「江南藤まつり」の藤が、そんな状況に陥っていたとは全く知りませんでした。
”花を見にいく”のか”人を見にいく”のかわからなくなるかもしれませんが、尾張地区は「江南藤まつり」
「尾張津島藤まつり」の尾張2大藤まつりが開催されています。見比べてみてはいかがでしょうか。




愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長
 おめでとう、ありがとう、さようなら、がんばれ――そんな言葉が行き交う3月から4月。巣立ちの春。一直線に飛び立つ若い鳥がいれば、懐かしい巣のあたりをゆったり飛ぶ年配鳥も、外を歩けば、春本番。古来、一年の始まりは春、春分の日に始まるといいます。出会いと別れ、人の行き交う春である。初めましてと、さよならと。同じこずえを見上げても、思いは人さまざま。この時季だからこその感情を呼ぶ花。陽気に誘われて、桜も満開です。
 この地域でも一般男子の試合を皮切りに一斉に各大会がオープンしました、4月にはねんりんピックの代表を決める大会も恒例の稲沢市で始まります。稲沢市といえば協会創立40周年の行事も盛大に行われました。○○周年と称し各地の協会、連盟も歴史を刻み伝統重んじ素晴らしく成長されています。
 4月18日には日本リーグ女子1部開幕節がナゴヤドームで華々しくオープンします。日本のトッププレイヤーが素晴らしい試合を見せてくれるでしょう。本年度から秋の最終節もナゴヤドームで行われます。こうして来年度からもナゴヤドームで行う予定です。まさにナゴヤドームがソフトボールのメッカになる日も近いと思われます。
 東京オリンピックのソフトボール復活も確実化が期待され、オリンピック会場もナゴヤドームになるのも夢ではありません。みなさんぜひ4月18日、4月19日はこぞってナゴヤドームにお出かけください。
 小学校、中学校、高校、大学、一般男女、クラブ男女、壮年、実年、シニア、ハイシニア、レディース、エルダー、エルデストの全国大会の予選もいよいよ始まります。それに尾張大会が各種目も全尾張ソフトボール連絡協議会主催で始まります。選手の皆さんは栄光を目指し猛練習中ですが、役員、審判員、記録員の人たちも大忙しです。とりわけ主管する各協会、連盟の人たちにはご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
 日本リーグ女子1部はナゴヤドームで開催されますが、大口町では第48回日本リーグ女子2部第2節愛知大会が大口町総合運動場で5月22日、23日、24日に開催されます。2部リーグとはいえ1部リーグとレベル遜色ありません。こちらもぜひご観覧ください。ちなみにこちらは入場無料です。
 春の高校野球も終わりました。福井の敦賀気比が春の甲子園を制しました。決勝で敗れた東海大四も雪の北海道で鍛え、終盤まで互角の健闘だった。どちらも環境に恵まれない雪国にチームです。
 「今年こそ栄光を」と思うチームのみなさん。敗れて悔いなしなんて、美しく着飾った慰めに過ぎない。善戦であればあるほど、悔いは大きいものです。
 気がつけば、はや4月である。心浮かれる花便りだが、せっかちは少々困りものだ。
 久方の光のどけき春の日にしづこころなく花の散るらむ。
 百人一首でも、落ち着きもなく散る桜の花を嘆く。主役が咲き誇る前から、散り際を語るのは無粋だったか。
 本年度も長ーい1年よろしくお願いします。
平成27年 4月 2日

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