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愛知県ソフトボール協会尾張支部長 全尾張ソフトボール連絡協議会会長 | |
6月の声を聞いてまず思い浮かぶのは梅雨だろう。だが、このところは天候に恵まれている。空の青に、木々の緑がとけ合い、爽やかな風が吹く。いい日だ。 すがすがしい空気。明るい日差し。過ごしやすい若葉の季節はやはり人気が高い、まぶしき新緑はわれわれの味方である。つい前日までは夏日または真夏日が続いた。空気は乾燥しようやく芽を出し始めた畑の野菜たちはしおれ気味。色づき始めたアジサイも首を垂れてしまっている。梅雨がさぞ待ち遠しいことだろう。アジサイの白みがかった萼はゆっくりと薄い青、紫、そして紅色へと変わっていく。その色の七変化はやはり雨に濡れてこそひときわ際立つ。山の多様な緑も瑞々さが増す。 梅雨入りが近い。やがてじとじとした雨天が続く中、天気予報にため息をつくことの増える時季がやってくる。今年の梅雨時期は南からの湿った空気が入りやすく、全国的にぐずついた梅雨らしい天気になる見込みだという。じめじめとうっとうしいイメージがどうしても先立つが、恵みの雨をもたらしてくれる時期。緑はさらに濃く、動物たちは躍動する。豊かな日本の四季を構成する一員だ.。 5月20日~5月22日には日本女子リーグが大口町で6度目の開催をされた。いかに地元に東海理化のチームがあるとは云え、なかなか出来ることではない。この大会を含め1度も雨に降られない。これは大口協会長の人柄の良さかも知れない。 東海理化はスタートダッシュに失敗した。このままだと1部昇格は難しい。今後の奮起を期待する。本拠地を一宮市に移したDream Citrine も颯爽とデビューした。クラブチーム故の苦しさがあるものの地元に愛され、ぜひ成功されたい。 たかが2部の大会と侮るなかれ、この中に東京オリンピックの選手が埋もれているかも知れない。JOCが5種目一括提案してIOC理事会で承認された。いよいよソフトボールのオリンピック参加も現実味を帯びてきた。 同じ日に全国中学生ソフトボール選手権大会愛知県予選が行われた。この大会はクラブチームも参加可能だ。いや中学校単位のチームも正式にはチーム名を名乗る。クラブチームも弱いうちは問題が起きないが代表権をとるようになると中学校から物議をかもし出す。昨年は優勝、準優勝ともクラブチームで今年も優勝、準優勝ともクラブチームであった。中学校の先生からすれば釈然としないかも知れませんが、中学校が少子化のため1校あたりの生徒が少なく、レベルの高い選手を集めることが難しく、またクラブチームで行うのが世界の大勢であると理解願いたい。幸い中学校体育連盟(中体連)の大会は学校対抗であり、夏休みを利用して予選(地区予選)から決勝(全国大会)まで8月下旬に日本一が決まる。 チームスポーツの多くは、グランドに立てる人数はもちろん、控え選手としてベンチに入れる選手の人数もルールで決まっている。今の時期、高校や中学校の部活動で、背番号をもらえずに最後の試合を迎えることになった3年生の皆さんも多いはずだ。これまでの頑張りが無駄になるわけじゃない、この経験はきっとあなたを強くする、といくら言っても慰めにはならないかもしれない。でも心からそう思う。選ぶ先生もつらい。だから試合の当日、観覧席から仲間に熱い声援を送る姿を見るたびに胸が熱くなる。さまざまな悔しさを乗り越え、チームメートと一緒に戦う気持ちに頭が下がる。 ますます暑さが厳しくなります。選手は勿論、大会を支える審判員、記録員またそれを支える協会、及び連盟の役員の皆さん暑さ対策を十分にとり、シーズンを乗り切ってください。 | |
平成28年 6月 2日 |
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