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年の瀬に寄せて

愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長
師走とともに寒波も到来しました
二十四節気の一つ「大雪」。これに合わせたかのような寒波襲来である。いかにも冬らしい本格的な寒波が襲来し、いきなりの寒波に、体が対応できない。加齢につれて、体温の調整機能が低下しているのを実感する。耳鳴りにめまい。師走の慌ただしさも手伝い、心身が不安定でもある。
今年も残すところ半カ月を切った。個人的な思いはともかく、社会的には明暗さまざまな出来事がありました。
協会の行事や大会はほぼ終了しましたが、成績はいかがでしたか。試合が終われば勝者も敗者もない。互いに健闘を称え合うノーサイドの精神こそが、スポーツの原点であり、魅力であります。
負けた悔しさ、ふがいなさ。これこそ明日への糧であり、仕事も勉強も、スポーツも芸術も、意欲的に取り組むには目標と応援が必要であります。
それにしても今やキャッチボールが廃れつつあるといわれます。小学校中学校の男女ともに、ボール投げの力が落ちているらしい。全国体力テストでは、平成20年度の調査開始以来、最低の結果となった。専門家は、やはりボールを投げる機会が減っているのが理由とみている。キャッチボールは、デッドボールなどと同じ、米国では通じない和製英語である。ソフトボールや野球を離れても、コミュニケーションの意味でも使われる。確かにキャッチボールで大切なことは、相手の受け取りやすいボールを投げることだ。言葉を交わさなくても、ボールを受け止めた瞬間、相手と気持ちが通じることがある。投げる力以上に大切なものが、失われつつあるのかもしれない。
この月は審判部会、記録部会はじめさまざまなセクションごと納会があります。1年の総決算として反省やら豊富を酒を酌み交わし、仲間と語り合いながら杯を重ねるのを喜びとし、酒を心の癒やしとしております。これから慌ただしい年の瀬に向けて飲む機会が増える人は多かろうが、酒の功罪を肝に銘じ、ほどほどを心掛けたい。
年の瀬に、理事長をはじめ主な役員にお集まりいただき来年度のスケジュールなど決めます。傘下の協会や連盟の皆さんの了解を得ながら、各チームの事情等できる限り考慮して決めて行きます。
今年もいろいろなチームの活躍がありました。強いだけでなく、素晴らしいチームもありました。もちろん県で表彰基準を満たせば表彰されますが、そうではなく、ベストチーム・オブ・ザ・チームを皆さんで選んだらと思います、選考基準も難しいとは思いますが、来年度に向けての宿題にしましょう。
今年は役員の改選期ではありません。したがって辞めたい人も、辞めさしたい人もあと1年お願いします。元気いっぱいの女性は多い。しかし私たちははそれを生かしきれていない。来期こそ女性役員をいっぱい増やそう。
「人間っていいかげんなもんぞ。俺なんか適当そのものやろう。でもぐじゃぐじゃやりよったら途中で何とかなったりする。ほんと適当なもんさ。でも、そろそろ終わりばい」
平成26年12月11日

晩秋

愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長
朝刊を取りに玄関を出る。室内との気温差に、思わず肩をすぼめる。半袖が長袖になり、上着を羽織らないと肌寒く感じる季節になりました。これからの時季は、ひと雨ごとに秋が深まり、冬が近づいてくるように感じられます。黄金色の穂波が去り、茶褐色の土くれが顔をのぞかせます。収穫を終えた田んぼは、なぜか物悲しい。
 この地域での行事もほぼ終わりになり、来年度に向けての新人戦と大学選手権を残すのみとなりました。シーズンオフ恒例の審判記録の認定会が各種行われます。
 みなさんの今年の成績はいかがでしたか。いま少しのチームだったら来年こリベンジしてください。またソフトボールは充分楽しみましたか、「楽しくなければソフトボールではありません」。生活の中に、仕事(勉強)があって、家庭があって、そして第3の場にどうかソフトボールをとり入れてください。
 そういえば子供たちの体力の低下が著しいそうですね。10歳男子のソフトボール投げの昨年の成績は24・45メートル。64年は30・38メートルだから6メートルも届かない。学校の25メートルプールの端から投げると、チャッポンが現実である。的に投げられるかという意地悪なコントロール調査もあれば、結果は目を覆いたくなるかもしれない。半世紀をかけて短くなった6メートルには、失われた日本が詰まっている気がして、やっぱり寂しい。
 こどもの事といえば道徳のことだけど道徳は学校だけで身に付けられるものではない。例えば、なぜ食べ物を粗末にしてはならないか、どうして高齢者に席を譲るのか。家庭で、そして電車の中でも学ぶ機会はある.。もちろんスポーツにもある。いじめ問題を子どもの気構えの問題とすることが根本的な解決にはならない、人の耐える力の劣化は現代文明がはらむ深刻な問題で、子どもの責任ではない。だからこそ、そこに目を向けるべきだと言いたいのだろうか。いじめは犯罪だから、学校が防止に全力を挙げるのは当然だ。それでも、いじめは数多く発生する。やはり子どもの耐える力を磨くことも大事だ。親や先生の日々の教育がその鍵を握る。スポーツの効用はけっして無視できない。人間としてのたしなみ、社会の決まり、公衆道徳などの精神的な骨組みを教えることは決してマイナスどころか人間性を涵養する重要な要素となろう。しつけの範囲なのだろうが、交通機関の中で「食事をする」という光景を目にするようになったのはつい近年のことである。公衆の面前での化粧も同様、これは不文律として大人の禁忌行為であり、古い世代はそうしつけられたはずである。そのしつけを知らない親は子にもしつけられない。道徳教育は社会再生の線上にあるのだ。.ソフトボールに参加させればその一助にならないだろうか。
 夜が更けると、部屋の隅から冷え込みが伝わってくる。秋の夜長の風情も、もう終わります。たまには至極の時間を、ゆっくり味わいたい。きょうに区切りをつけ、また日が昇るあすを信じて待つために。とくに今年の紅葉狩りは、心が痛みます。はや1カ月なかばになる御嶽山の惨事は、山裾に広がる早い紅葉をめでる人たちが犠牲になった。ひと足早い錦秋に心豊かな時を過ごし、自然の恵みを楽しむ山旅で終わるはずだった。雪が来て、「御山」はもう眠りについたという。里の紅葉も、程なく葉を落とします。美しさが増せば増すほど、しみの色がにじみ出てくるような、今年の紅葉である。いよいよ秋も深まってきた。今後も一日の寒暖の差は大きくなる見通しで、服選びや体調管理には一段と注意が必要となります。どうか健康にはくれぐれも留意されたい。
 協会役員の人は来年度に向けての計画でいっぱい、どうかご意見を下さい。
平成26年11月 6日

スポーツの秋

愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長
秋風が涼しさを増すにつれて灯火親しむ季節になり、また日没が急激に早まる秋は街を吹き抜ける風の音や夕暮れの早まり、そして樹木の日影の伸びにも秋の深まりを感じる。まっかっかの空の雲。空気が澄んで、赤が絶妙な色を広げる。夕焼けが美しい季節である。
 スポーツの“秋”。10月に入って、日曜日ごとに大会が開催されています。特にこの時期は地域大会が多く、覇権を争う大会には違いないが、近隣の市町のチームと親睦とコミュニケーションを図る大会でもある。これこそ職場と家庭以外の第三の場所です。エンジョイしてください。もちろん新人戦のように来年につながる大会もある。
 夕方や早朝ウオーキングの男女を見かけるが、数が多いのは男。ややメタボ体形にきちんと体操着をまとい、真剣に工夫しながら走り、歩いている。老いや病いで家族の落ちこぼれになるまいなど、何かと懸命に戦っている形相。女はほとんど普段着。明らかなアスリート体形以外、走っているのを見たことがない。
 言いたいのは、最近ソフトボール団体の役員の老齢化に悩む団体が顕著でややもすればその活動に支障をきたしているとお聞きします。老害も悩ましい。そんな時たくさんの女性を役員に入れで戴くようお願いします。女性は発想が違うから、今までと違った団体運営になる。女性の時代、女性の活躍の場を!
 秋はまた読書の秋でもある。スマホの普及で「読む、書く、考える」から「見る、聞く、感じる」の傾向は一層強まるのだろうか,時代の流れとはいえ、それでも読むことの効用は伝えたい。知識を蓄えて、考える力を養う。視野を広げ、想像力も鍛える。
 この頃キンモクセイの甘い香りが漂い始めた。「きょうは何かいいことがありそう」。朝の風に運ばれてくる芳香に出合うと、前向きな気分にさせてくれる。
 真冬のよく晴れた日、濃尾平野から望む御嶽山は息をのむほどの荘厳さである。篤(あつ)い山岳信仰を生み、噴火などすっかり絶えたと思わせてきたゆえんだ。けれど火山にあっては「休」も「死」もかりそめの姿、おしなべて「活」であるという現実にあらためて向き合わねばなるまい。それにしても御嶽よ、はやく鎮まれ!
平成26年10月 7日

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