忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

梅雨入り 梅雨明け そしてオリンピック


愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長
岩田 滿
 夏を感じさせる好天続きから一転、雨の季節がやってきました。東海と近畿で梅雨入りが発表され、出番を待ちかねたようにアジサイも咲き始めています。3カ月予報によると6月は梅雨前線が本州寄りで活発化し、東日本・西日本ともに平年より雨が多いそうだ。選手の皆さんはもとより大会関係者にとっては最悪です。
 シーズンに入って2か月、各地で熱戦が行われ、早々と全国大会出場を決めたチームもあります。また4月20日からのナゴヤドームで開催された平成25年度日本女子リーグ開幕節も盛大に行われ、盛況のうち終わることができました。皆さんには入場券購入など様々のところでご協力、ご支援を賜り有難うございました。5月31日から大口町で開催される日本女子2部リーグ第3節アドバンスセクション愛知大会(大口大会)が行われます。入場は無料ですし8チームが参加し3日間12試合が行われ熱戦を展開中。ただ梅雨に入り天候が心配です。(このコラム5月30日作成中)

 月末にオリンピックのBIGニュースが飛び込んできました。野球・ソフトのオリンピック参加問題、まあ一時予選みたいなもの、悲観的ですが一縷の望はあります。最後まで努力しましょう。
 IOCの組織はどうも判り辛い。どこで誰がどう決めているのか。会長が世襲制みたいであまり透明性は感じられない。どうやらヨーロッパの元王様や旧貴族様の集いらしい。判りやすく、悪い言い方で言えばIOCは公共団体でなく私設団体だと理解すれば納得はいくかも。
 レスリングが先回の理事会で外されたのも理解しにくいし、駄目だから外した種目を同じIOC委員が協議し、ただちに候補に入れるもの理解しにくい。これで再度レスリングが採用となれば、いったいこの騒ぎはなんだったの言いたい。
 昔からヨーロッパの貴族皇族の人達はアメリカやアメリカ文化、アメリカ人が嫌いらしい。もともと野球・ソフトが外されたのもそれに起因されているといわれている。(両種目ともヨーロッパのメタルの可能性がない)。ただオリンピックに入れて貰うには、現状を理解してIOCの理事たちに気に入られるような努力するしかない。
野球・ソフト頑張れ! レスリングも頑張れ!

 今年になって大騒ぎの体罰問題は種々の問題を抱えながら、問題を先送り状態です。文部科学省が運動部指導に関するガイドラインで、スポーツ指導での体罰は「フェアプレーの精神、ルール遵守を前提として行われるスポーツと相いれない」と明記しました。しかし、スポーツは基本的に勝つことを目標にする。「勝利至上主義」を見て取れます。体罰の克服には部活等の当事者だけではなく、保護者を含め社会全体の共通認識が欠かせません。とあるが先送りして丸く収めようとしても無理があります。例えば野心は、人に馴れ服さないで、ともすれば害しようとする心、身分不相応の大きな望み。野望とある。が、大きな飛躍を望んで、新しいことに大胆に取り組もうとする気持ち。これを常に持てともいわれます。出る杭は打たれる。だから、周囲と仲良く、というのでは、才能を十分に生かせない。聞き慣れた格言とは逆の発想だから、印象に残りますね。優柔不断な振る舞いを「石橋を叩いて壊す」と皮肉ると、結構受けますよ。「雨降って地固まる」だけではなく「地崩れる」こともある。出る杭はどんどん伸びろと言ってはいけないの。最後に厳しく指導することは体罰なの。

 お天気予報によれば今年の梅雨は長く雨量も多いらしい。選手を始め大会関係者にとって最悪です。それに6月は全国大会の予選ばかり、特に大事な試合が続きます。選手の皆さんのコンデンションづくりも大変ですし指導者のご苦労もあります。さらに大会会場等の関係者の役員の皆さん、審判員、記録員にも多大なお労苦をおかけしますが何とか克服していいシーズンにしたいと思います。

平成25年5月30日

PR

シーズンが始まりました


愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長
岩田 滿
  4月初めの休日。今シーズン幕開けの大会が猛烈な低気圧が通過し冬型の気圧配置となり風が強く最低気温が平年を下回るなど春の装いが一変し、寒い一日になった。春の嵐だ。春を満喫させてきたサクラの花も散ってしまった。

当然、グランドコンデション不良のため大会は順延になった。前日まで、春らんまん。あちこちで咲き誇る桜が季節を薄桃色に染めていたが一転です。大会が伸びるとチームの監督、選手はもちろん大会を主管する協会、連盟を始め、審判、記録の競技役員にも迷惑と負担のおかけします。俗に春に3日の晴れなしといいますが、言葉通り天候不順が続きました。でも今度の休日はよさそうです。4月、5月は大会が目白押しですので何とか休日は晴天でお願いしたい。審判、記録の方々には大会が重なり派遣にやりくりが大変ですがよろしくお願いします。

桜の花は、日本人にとって節目を彩る大切な花です、新しいページへの祝福のメッセージとして、これほどふさわしい花はなかろうかと思います。またシーズン当初のこの時期は、新チームですね。従って監督と選手が同心になってこそ自分たちが目指した目的が達成されると思います。

選手に申し上げるなら身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。溺れかけた時もがけばもがくほど深みにはまる。捨て身になって流れに身を任せればやがて浅瀬に立てる。守りに入らず、開き直ってこそ窮地を脱し、道が開ける。選手たちも、そんな覚悟が必要です。

新人の選手は新しい環境に飛び込み、どうしていいか分からずに戸惑うケースも多いに違いないが、勇気をもって一歩を踏み出すことを勧めたい。

4月20日21日にはナゴヤドームで第46回日本女子ソフトボールリーグ開幕節が始まります。日本の1部に所属する12チームが参加します。世界ナンバーワンになった日本女子ソフトボールが最高のプレーを披露します。ぜひご観戦ください。子供たちを連れて、最高のプレーを見せてやってください。この大会は愛知県協会がメンツをかけて開く大会です、なにとぞご理解のうえご参加くださるようお願いします。(雨天等天候の心配はありませんドームですから)

5月31日~6月3日には日本女子ソフトボール2部リーグアドバンスセクション第3節愛知(大口)大会が大口町で開催されます。大口町では恒例の大会です。本年も大口協会のお骨折りで開催することになりました。明日の1部入りを目指す若い選手のチームです。この大会も見逃せません。ぜひご観覧ください。

春を迎えた選手の皆さんに申し上げたい。天気が晴れの日もあれば、雨や風の日もあるように、困難を乗り越えてこそ、大輪の花を咲かせることができます。両親や先生、隣近所といった周囲の人は、応援や手助けはできても、最後は本人が自分の力でぐぐり抜けるしかありません。そしてぜひ贈りたい歌があります。それはSMAPの「世界に一つだけの花」です。人はだれでも、その人だけの種を持つ。その花を咲かせることに、一生懸命に、と語りかける。自分を信じ、個性を大切にというメッセージでもあります。

今シーズンもよろしく。

平成25年4月10日

 










球春

kaityou_20121231.gif
愛知県ソフトボール協会尾張支部長

全尾張ソフトボール連絡協議会会長
岩田 滿
  2月は如月。節分、立春と暦は続き、春の息吹を感じさせる時季となりました。そして昔も今も変わらぬ試練の時を越えれば、春はもうすぐ日の光が強さを増す、生命の息吹と再生への希望があふれる季節でもあります。
 「縮んだ背筋がすっと伸ばす」日本では春まで一踏ん張りの時期に似合うようですね。正月から5週間すぎただけです。普通のことをしっかりやり、太陽を給油し、大層な1年に――そう願うにはまだ遅くありません、球春を告げるプロ野球のキャンプが始まり、梅の開花とともに春のイベントも次々に幕を開ける。みなさんやみなさんのチームはいかがですか。
 協会(全尾張ソフトボール連絡協議会)も先月末に役員会を開き平成25年度の行事予定案を決めました。今月尾張支部の評議委員会(全尾張ソフトボール連絡協議会)でみなさんの承認を受け、いよいよ新しいシーズンが始まります。
 昨年の栄光か、はたまたリベンジか、目標は高く、あるいは手が届かなかったとしても、簡単に諦めてはいけない。ゴールは遠い。意志のある者には成功のチャンスが訪れるものです。人が新たなステージに踏み出すためには、試練にぶつからなければならないこともあろう。チューリップが咲くには寒さに遭う必要があるように。全国を目指す皆さんにエールを送りたい。苦労がやがて大輪の花を咲かせる肥やしになると信じ、全力を傾けてほしい。ただ 実力を発揮するには体調管理が不可欠。インフルエンザなどの予防に努め、万全の状態で本番を迎えてください。

 今、指導者による暴力と体罰が問題化しております。目的のためなら暴力を容認する、どうひいき目に見ても人間育成とは呼べません。アマチュアスポーツが奨励されるのは、勝敗を超えた価値があるからで、個人の心身が鍛えられる以上に、目的を同じくする集団の中で苦労を共有し、礼儀や協調性、思いやりや忍耐を育てる場としての価値が活気づくと、その絆の中では個人の出世すら地域の誇りになります。スポーツの結果で活気づくのもそのためです。しかし、身内意識は閉鎖的な環境の中で、一歩間違えば上下関係の強制に置き換わり、それが行き過ぎると、体罰という暴力に変化する。スポーツ関係者の中には「多少はやむを得ない」と暴力を肯定する人もいる。日本人の心の中には、暴力を容認する古臭い精神論が染みついているようです。これを一掃しない限り、いつまでたっても指導者の暴力はなくなりません。
 どんなにきつくてもそれをやる理由と効果を言葉で説明できることが、選手を納得させ、成長させる。科学的指導が現在ほどにはなかった時代の指導は根性論にも力が入った。「苦行」のようなトレーニングも取り入れられ、耐えることがライバルにも自分にも勝つ近道とされた。残念ながら私の若い時はそうだった。日紡貝塚の大松監督時代(東京オリンピック女子バレーボール金メダリストチームの監督)はまさに体罰と服従だった。
 「愛の鞭だ」体罰への視線は厳しい。教え子を本気で愛するなら鞭など使えますか、叩く指導者は、叩かれた選手から生まれる。愛の鞭という幻想と、誤用のリレーをここで断たないと、栄光はいつまでも遠い。指導されるみなさんにそう叫びたい。

 ここ数日はいくらか緩んだとはいえ、この冬はずっと寒かった。梅の開花ペースが気になっていたが、梅の開花はあまり遅れていないそうだ。冬の寒さに耐える「歳寒三友」の植物3種の一つに梅が入るのは、人の生き方と重ねながら、律儀で、けなげな姿に共感を覚えるせいだろうか。開花前の紅梅の木を見上げる。枯れたような枝の先では、一つまた一つとつぼみが紅の衣をまとい始めている。寒空を背に、小さな空間だけが異質な感じで「春は枝頭に在って」という一節を思い起こさせます。

 最後に若い人にお願いがあります。「死んではいけません、どんなに辛くて苦しくても死をえらばないで」あなたを生み育てた両親の苦しみは一生続きます。
平成25年2月2日

 









カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

バーコード

ブログ内検索

P R