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季節は夏から秋へ10月です

愛知県ソフトボール協会尾張支部長
全尾張ソフトボール連絡協議会会長

 実りの秋を迎え、稲穂のさざめきが耳に心地いい。秋の夕暮れは少し前まで夕焼けが空を染めていたかと思うと一気に暗くなる。まさに.”釣瓶落としといへど光芒しづかなり”のたそがれである。日が沈む時刻も日ごと早くなっている。1カ月前は午後6時半だったが、今は午後5時半ごろ、季節は夏から秋へ確実に移り変わっていることをいまさらながら実感する。この夏は雨が降らず、記録的な暑さが続いたが、それでもこの季節になれば、高い空にうろこ雲が広がり、郊外の田んぼもすっかり収穫を終えている。


 尾張地区の大会は悪天候もあったが概ね順調である。全国大会の権利を獲得した県代表のチームも健闘むなしく、いま少し芳しくなかったようである(私見だが”ソフトボール王国愛知代表としては”の意で、よく健闘したには変わりない)。


 愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会に出場したわが愛知県代表は、本年度全種目の東海代表権を取り、天皇杯、皇后杯の有力候補でしたが残念な結果に終わった。選手団のご健闘をたたえ関係役員の皆様のご労苦に感謝申し上げます。(国体は昔から組み合わせ等妙な結果となり、開催地が天皇・皇后杯獲得に有利にする為とされる。ただし風潮です)全国大会等の結果はホームページを参照してください。


 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」だ 。もちろん空気を読むことには良い側面もある。その場の雰囲気を壊さず、相手とのコミュニケーションを円滑に図ることができる。「和」を大切にする日本人らしい行為だといえる。しかし、空気にばかり気を使って意見を言えないというのも考えものだ。たまには仲間たちと普段考えていることについて屈託なく意見を戦わせる。それもお互いの信頼関係を育てる一手だろう。


 強豪チームの監督が試合後、選手を集めて怒鳴り声を響かせていた。本気さが足りないとの指摘だったが、スポーツに関わる人物とは思えぬ口汚さに驚いた技術だけでなく、精神的にも成長して勝てれば、うれしいに違いない。ただ、恐怖におののき、従属的立場を強いられるなら、面白さは感じまい。「ブラック部活」との言葉がある。指導者の重い負担も問題だが、生徒が萎縮して表情を失うようでは、主体性も結束も生まれない。きつい練習も含めて、部活動は楽しい方がいい。 


 今年も早いもので残り100日を切った。朝晩は涼しくなり、米収穫や果実がたわわになる食欲の秋である。夏物から秋冬物に装いを変えただけでも、なぜか気持ちも一新したように感じられるのが不思議だ。本年度も、すでに折り返し地点を回った。季節を快適に過ごすことができる服を着て残りの後半も元気に過ごそう。皆さん頑張りましょう。

平成29年10月 3日
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