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酷暑、猛暑、炎暑、厳暑、激暑、極暑…8月

愛知県ソフトボール協会尾張支部長
全尾張ソフトボール連絡協議会会長

 7月の気象は異例ずくめだった。6月中に梅雨明けしたと思ったら、台風7号の影響もあって戻り梅雨のようになり、西日本では大きな豪雨災害が起きた。その後はまさに災害規模の猛暑が続き、とどめは迷走台風.。その後は酷暑、猛暑、炎暑、厳暑、激暑、極暑…。ここ数日の暑さは何と言い表せばいいだろう。


 7月28日29日全尾張小学生ソフトボール選手権大会は迷走台風のおかげで、風も吹かず、小雨程度で猛暑でもなく関係者のご協力で無事終了しました(結果はHPを参照ください)。その他の大会はこの月に行います高体連、中体連を始め各種全国大会に間に合うよう関係者のご努力ご協力で大過なく終わりました。


 猛暑が続く。文字通り、たけだけしいほどの日差しで気温がぐんぐん上がる、猛暑でも尋常でない状態と伝わるのだが、こう暑さが続くと、より深刻な言葉でないと表現しきれないような気がしてくる。調べてみると、炎暑、酷暑、厳暑、烈暑、溽じょく暑などがある。ぴたりとくるものがあるような、ないような…


 熱中症を防ぐために細心の注意をしてほしい。とかく我慢や無理をしがちだが、それは禁物だ。周りの人たちの目配り、気配りが欠かせない。「命を守ってください」「外出は、避けてください」と、あたかも真昼の戒厳令、“気候戦争”真っただ中か。こんな地球にしてしまったの、誰だろう。


 そんな中でも大会は始まります。関係者の苦悩は続きます。8月は大会を中止すべきと簡単に言う人がいますが、甲子園の高校野球がやめられますか、高体連等真夏に行う大会はいくつもありますが、中止する事など不可能でしょう。「諦めないことは勝つことより難しい」。これから人生をかけた挑戦をしようという向きにも励ましになる一節ではないか。


 「日本の夏」は変わってしまった。野球に限らず、屋内屋外を含めて、特に児童・生徒が出場・参加するスポーツ大会や各種行事の在り方を根底から見直すべきではないか。そう主張する人達もいます。


 暑さで気掛かりなのは、2020年開催の東京五輪だ。7月24日から8月9日までの大会期間は、まさに暑さのピークである大暑と重なる。先週、競技日程の大枠が決まった。2年後のきょう東京五輪が開幕するという日に。このままだと、「命の危険がある暑さ」の中、連日競技や観戦が続くことになる。マラソンは朝7時のスタートとなったが、それでもレースが始まるころには気温は30度を超えるだろう。こうなったら、すべての競技を夜中に行うオールナイト五輪ぐらいの覚悟が要るのかもしれない。


 夏はまだまだ続く。記録的な猛暑にどう対処し、乗り越えたか。見つかった課題は何か。防災対策の一つとして後世に伝えていく必要があると思います。皆さん頑張りましょう。

平成30年 8月 1日
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